更新履歴 - 2024
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■4月
壁に耳あり障子に目あり。
この国に、“神”の耳目が常にあり。
…………ああ、何と、度し難い。
雪色の獣はただ様子を見ている。
ふつふつ、ふつふつ。煮えるものがある。
本当に、ふと。
もし、彼女の友と、元ペアの男に。
素顔を見せたらどんな反応をしたのでしょうかと、そんなことを考えた。
何もかもが珍しい空の文化は、雪色の狗を大いに楽しませていた。
甘やかしている自覚のある男と、甘やかされている自覚のある女。両方揃って底なし沼。
■3月
ハリネズミは相棒の対人間の“浮気”は好きなだけやればいいと思っているけれど、動物への“浮気”はちょっと軽く絶対許せないタイプである。
別にゾロに言われたからと言って待つ必要はなかったのだと思い至ったのは仲間のもとに辿り着いてからで、けれど一緒だと何だか胸がほわほわとしたからまぁいいかと雪色の狗は笑った
その狗は“愛”を口にすることを躊躇わない生き物であるからして。
日を分けてそれぞれ更新しようかと思いましたが、それは面倒くさいなと思い直してまとめての更新です。
その“声”は、魂を揺さぶるほどに強く。
夢主がちょくちょく口にするのは犬に対するコールです。これからもちょくちょく思い出したように使っていきたい所存。
「あなたにこの海が越えられますか?」
かつての執事はそう問うて、それに航海士はこう答えた。
「私は、どんな海だって、越えてみせるわ」
……その航海士の輝きを目にしたとき、失わせたくないと思ったのは、誰にも内緒。
※次回更新時より「空島編」編成修正。
2年後、言質を取ったナミが夢主にしっかりお手入れしてもらう姿があったりする。
ようやく出航となりました
■2月
夢主は口元にものを寄せられたら反射で口を開くの? → YES
ひらめ こうとした瞬間に不埒野郎は影も残さず消されますしそもそも夢主は余程心を開いていないと近づくことすら許しません
暫くのち、鎮痛作用を口実にハグをねだるのはどちらなのか、それはそのときのお楽しみ。
ヌクヌク( ˘ω˘ )スヤァ
貢がれ上手は夢の中
このあと暫くゾロの機嫌が悪かったとはロビン談
酔っ払いほど面倒くさくてたちが悪いものはない。
夢主とゾロ、漫画的に見るならコマの端でひたすらにいちゃついてる図
元執事に記憶はない。だから「うそつき」の子孫の想いなど正確には分からない。けれどひとつ、分かるのは。彼らが「良いな」ということだけ。それで十分だった。
確かに男女種族美醜問わない節操なし浮気者ではあるが、「見目を気に入っている」と言った通り好みはあるし、それを口にするのはごくごく稀であることを男は知らない。
雪色の獣は甘え上手で貢がれ上手で甘やかされ上手。
ナミは真っ白な仲間がたまにとても小さなこどもに見えるときがある。
放っておくとどこまでもいつまでもいちゃいちゃしてる2人。仕方がない、付き合ってるからね。
2人の紅葉に対する感慨深さについては「白との邂逅」「深淵を覗く」をご覧ください。
まだまだ自覚するには至らない。
■1月
ロビンとのデート回 part.2&3
夢を見ない無法者達の町で、夢追い人はかく語る。
ロビンとのデート回 part.1
&こっそり不穏なオハナシアイ
ほころびからこぼれ落ちる欠片を繋げれば、かつての自分を取り戻せるのだろうか。
数難去って、やっとひと息。
夢主はあのとき、ゾロの心臓の音その他諸々で起きていることに気づいていました。
暗躍が得意な2人は仲良く話し合う。考古学者の方はその体を僅かに緊張に強張らせていたことを、元執事は気づきながらも素知らぬふりをして。
元執事のコミュニケーション能力が光ってうなる。
小さな羊が白い獣に笑って囁く。
🥺
空から巨大な船が降ってくる、などと、いくらここが異常な海であろうと想像したことすらなかった。
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